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戦後と平成

NHK教育テレビの「教育テレビの逆襲~よみがえる巨匠のコトバ~」を見た。

もっとも全部見ていたわけではなく、真面目に見ていると肩がこりそうなので他のチャンネルに変えながらかいつまんで見ていたのだが、時々チャンネルを戻してみるとなかなか考えさせられる番組だ。

50年間の日本を追いながらインタビューを通じて作家や研究者、政治家などの色々な著名人のコトバを聴くことは、今の時代に生きてるからこそ心に沈殿して聞き入ってしまう。

単なる懐古主義でも自己啓発の名言集でもなく、日本社会や日本人の心の隙間とかそんなものにぐったり寄りかかってくるコトバばかりだった。

近頃戦後の日本社会に関心があるので、新聞やニュースなどでこういった類の番組や事件を注意深く観察しているようにしている。

第二次世界大戦の敗戦からの復活から高度経済成長、バブル、バブル崩壊、平成不況、ITという産業社会から脱産業社会・消費社会に突き進んで日本や日本人は何を得て、何を失ったのか。

今の日本や日本人を語るには、社会が大きく転換した戦後を読み解く必要があると思っている。

60年代70年代の冷戦、ベトナム戦争、カウンターカルチャー、ロック、公民権運動、安保闘争など、世界も日本も大きく激動な社会だったあの時代を過ごした人間にはかなり強烈な時代だっただろう。

好きな作家である村上春樹の小説にも60年代、70年代の喪失感みたいなのが垣間見ることができる。

団塊の世代にとってあの時代は何だったのか。今の時代は何なのか。

戦後の日本を探ることが、今の日本や日本人を知ることなんだろうな。

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